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ナーブルスの石けん工場

パレスチナ・オリーブ石けんは、ヨルダン川西岸地区(パレスチナ自治区)ナーブルスの石けん工場で作られ、「ガリラヤのシンディアナ」で包装・出荷されています。

オリーブの実とオリーブオイルはパレスチナのあちこちで取れますが、石けんとなると古くからの産業都市ナーブルスがもっとも有名です。パレスチナ・オリーブ石けんを作っているのは、ナーブルス伝統の石けん工場を営む家系の一つティベーレ家で、兄弟2人を含め6人の職人が働いています。

地元の原材料で作られた最高の品質のオリーブ石けんをこそ海外に紹介・販売して、活動を広げる、そしてパレスチナと経済的に結びあっていこうと考えていた「シンディアナ」、純粋に混ぜ物なしの理想のオリーブ石けんを形にしたい、世に出したいと考えてきた石けん工場。この両者が出会って高品質のオリーブ石けんが作られています。イスラエル軍によって、家屋だけでなく工場や道路などパレスチナの産業が破壊されている中で、働く人たちと石けん産業の維持を支援することはますます重要になっています(写真は、石けん製造の過程で粒状にした石鹸素地を乾燥させているところ)。

ナーブルス

石けん工場のあるナーブルスは、エルサレムの北63kmの所に位置する内陸部の都市で、山の狭間にありもともと水が豊かで緑に囲まれていました。およそ9000年前からアラブ・カナーン人の町として発達したと言われている歴史ある町です。

1948年にイスラエルの建国が宣言され第1次中東戦争が起きてから、ヨルダン川西岸地区はヨルダンの統治下に置かれてきましたが、1967年の第3次中東戦争でイスラエルに占領されました。1993年にはイスラエルとPLO(パレスチナ解放機構)の間で暫定自治合意(オスロ合意)が結ばれ、その後パレスチナ自治政府の管轄となりましたが、現在いわゆる「和平プロセス」は崩壊し、パレスチナ国家の独立が果たされてないだけでなく、イスラエル軍による再占領が行われています。

とくに2000年9月末以降は、ナーブルスでもイスラエル軍の侵攻、空爆、町の封鎖、外出禁止が断続的に行われています。封鎖や外出禁止の時には、原料の調達もできず、石けん工場へ行くこともできません。また、製品となった石けんをナーブルスの外に運ぶにも検問所を通ることができず、抜け道を通るなどあらゆる方法を探して出荷されています。

本文、写真:パレスチナオリーブホームページより


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