ベレテの森とゲラの森は、コーヒー発祥の地、エチオピア南西部に残る手つかずの自然林。アラビカ種コーヒーの起源とされる、稀少なコーヒーの原木が自生する場所です。
この森林資源を保全しながらコーヒー豆を採取し天日乾燥されたのが 「ベレテ・ゲラのコーヒー」です。自生しているコーヒーなので、農薬や化学肥料はもちろん使われていません。現在世界中に広まっているアラビカ種コーヒー豆の原種と考えられています。
かつてはその国土の35%を森林が占めていたものの、現在では11%にまで減少していると言われているエチオピア。深刻な森林減少にあえぐエチオピア・ジマの山奥。国土の中でも有数の天然森林資源を有するジマエリアでの森林保護プロジェクトの趣旨は、
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「森林を残しつつその森林に頼って生計を立てている人々の生活もまわって行くようにする」こと。
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原生林と共生しているベレテ・ゲラ森林優先地域内に居住する住民グループWaBuBと、行政による参加型森林管理を実施すること。
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「森を守る」=「生活が良くなる」。森を良い状態で守り続けていくことのメリット(生計の安定・収入増加)を、住民自身が認識できるような仕組みを整備すること。
プランテーション栽培ではなく、森の中で代々世代交代を繰り返し自生している原種のコーヒーです。森の中は収穫時以外はほとんど人の手が加わっていません。品種改良もされていないので、アラビカ種本来の野生のままの味をお楽しみいただくことができます。
収穫されたコーヒー豆は、選別され、昔ながらの天日干しで十分に乾燥後、出荷されます。これらの最低限の管理と伝統的な収穫・乾燥・出荷まで、集落の人々が生産者となって行います。枝につく豆が少ない分、力強く、豆の状態も自然乾燥とは思えないほど良いのも特徴です。
※生豆RA認証(レインフォレスト・アライアンス認証)
ナチュラル(自然乾燥)式ならではの、独特な香りがあり、なめらかな飲み口で、まろやかな後味が残ります。(生豆の加工方法。近年はほぼ水洗式)